広島県立美術館の所蔵作品と展示

広島県立美術館の所蔵作品だが、広島にゆかりのある作家を中心にてコレクションを進めてきている。俺は県立の美術館の、こういった姿勢は好きだ。県立でねぇ、あんまり土地に無関係のコレクションするのもねぇ。個人が好きで収集してそれを県に寄贈して、特定の分野の所蔵品が充実しているとかの経緯があればわかるんだけども。
その点、広島県立美術館の方針が明快だ。もっとも、その広島に縁がある人達の作品そのものが、俺が好きかどうかはまた別の話でw XXXXさんは好きだったので、それだけは楽しめた。どうして伏字にするかというと、その他の人が好みにはあわなかったので、明らかにすると結果、その他の人を攻撃するようになりそうだから控えておきたい。
広島県立美術館は、けっこう学芸員さんが、がんばっているのは感じられる。展示の解説などもけっこう面白い切り口もある。きっと特別展も気合いが入っているんだろうけども、いかんせん俺の時間が足りない+明らかに好きな企画じゃないので、パスすることにした。でも、所蔵作品展だけをみた後、このレベルで展示してくれているなら、特別展も、見れば、それなりに楽しめたかもしれないなぁ・・とは思う。

美術館のヨサというのは、コレクション、所蔵作品が一番大きな要素なのかもしれない。施設、建築も大事だと思う。でも、それだけじゃ決まらない。どんなにハードに金を使っても、それだけじゃ美術館として優れた美術館にはならないと思う。
学芸員というわれる専門家たちが、マジになってやってくれているかどうかにかかっていると思う。マーネージメントとしても、学芸員がマジになってやれるだけの体制なり運営がされているかどうかも大きいだろうな。

旭山動物園が評判になっているけれども、飼育のプロ達の創意や工夫や熱意が、成功に繋がったと思う。立地やその他の条件は、けして秀逸な施設じゃないのだ。

建築は入れ物だし、作品は見せ方によって、輝きが変わる。

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